★虫歯を文明社会から激減する方法★ 

   日本から虫歯を無くす方法をフェリスなりに列挙してみた。

方法・提案
提案 指数 解説
一生、甘いものを食べない。    達成可能指数=0%
0% 甘いものを食べないと虫歯にならない?だろうおそらく。
だが人間は甘いものが好きだ。
まず無理だろう。


歯磨き。    達成可能指数=3%
3% 今、日本の歯科医師会は、効果的な歯磨きの指導に力を入れている。
が、そんなに成果があがるとは思えない。
例えば入れ歯と比べるとよくわかるが、入れ歯はどこに歯垢(プラーク)がついているかよくわかる。
自分の歯はわからない。
反応薬を使えば見えるが、はっきりいって面倒くさい。
どこに歯垢が付き易いか熟知すればよいように思うが、
見えない歯垢を毎回確実に落とせるかというと、
そんなに毎日確実にできるものではない。
虫歯を多少減らせる程度だ。現にいくら運動を呼びかけても歯医者の数は減っていない。

全うする人もいるだろうが、できない人の方が多い。
自分はこんなに苦労して歯垢を落としているのに、
ミュータンス菌陰性の人が、「自分は全く歯を磨かない。虫歯も歯槽膿漏も無い」と豪語し、
サンマを骨ごと頭ごとまるまる食べるのを見て、
自分の苦労は一体なんなのだろうと虚無感に打ちひしがれるのが関の山だ。

そう、本来われわれヒトは、サンマの骨も食べることが可能なのだ。
サンマもまるごと食べられない文明人って何?て感じ。全く情けないとしか言いようがない。

何の解決にもならない。誰がこんなことを決めたのか知らないが、無駄な努力だ。
もっと抜本的な対策が必要だ。

親が子にミュータンス菌を感染させない。    達成可能指数=1%
1% これをするために、親が子を捨てればよい。
親はなくとも子は育つ。

では、子育てしながら感染を防ぐことがはたして可能かどうか。
親の唾液が子の口に触れたら感染する。くしゃみひとつで感染する可能性がある。
しゃべるだけでも唾は飛ぶ。
不可能に近いのではないだろうか。
ところで、しゃべる時に絶対唾が飛ばない人ってのはいないと思うけど、インフルエンザなどは、くしゃみ・咳きで感染するようだけど、 しゃべっても感染する可能性あるんちゃうの?

人に磨いてもらう。    達成可能指数=2%
2% 最近の歯科医は行くとプラークを除去してくれる。
あくまでも行けばの話しだ。毎日行けるわけではない。
ということで、例えば夫婦や恋人同士で歯を磨き合う。
直接目で見て除去するので確実にプラークを落とせる。
考えようによってはエロい話で、
磨いているうちに欲情して夫婦の営みをしてしまいそうだが、まー概ね長続きしないだろう。
嫌悪なムードになったら、「歯を磨いてあげる」とか言って砂糖を塗り付けそうだ。
ロボットに磨いてもらう。    達成可能指数=未知数
?% というわけで、歯磨きロボットを開発する。
昔の漫画にもあった。
高機能のものが開発されれば、
虫歯はなくなりそうだし、
技術的に可能だと思うが、
人間がズボラになってしまうのが欠点だ。
赤ちゃんの頃からロボットの世話になり、
自分で歯磨きができない人間になる。
生まれて死ぬまで一生ロボットの世話になり続けるわけで、
「そんなものの世話にならん」と、日本の総人口1.2億人のうち、何割りに普及するかも不明。
水道水のフッ化    達成可能指数=0%
0% 話題になったことがあるので一応記載しておこう。
歯の表面にフッ素のバリアを形成することで虫歯を防ぐというものだ。
某自治体でもマジメに検討されたが、うやむやになってしまった。

歯にフッ素が浸潤する=歯がフッ素におかされ茶色に変色しやすい。
健康への影響も危惧される。
虫歯にはならないが、歯が脆(もろ)くはなるということなので、少なくともサンマの骨は食べられないだろう。
かといって歯周病も、歯だけではなく、人体全体に影響を及ぼす。
さあどちらを取るかということだが、
他にいい打開策がないか模索した方がいいのではないだろうか。

製糖廃止法案を通す    達成可能指数=98%
98% 70年前の日本、20年前の中国には虫歯はほとんどなかった。
その当時の日本では虫歯になると笑われた。
何故虫歯がなかったのか。白砂糖がなかったからだ。
黒砂糖はサトウキビの搾汁を煮詰めて作る。煮詰める間は鍋から離れられない。
今売られている砂糖のほとんどは手間がかからずに作れるものばかりだ。
これが虫歯の原因となる。
虫歯は白砂糖とミュータンス菌の相互作用により発症する。
片方がなくなれば虫歯はなくなる。
政府が白砂糖などの製糖廃止法案を通すだけで、虫歯は激減する。
その後はみんなホイップクリームでも何でも、黒砂糖を使った黒いデザートを食べよう。

そんなことできっこないと思っているあなた。
考えてみてほしい。
今日本には、ひとつの市だけで、歯医者が30〜50軒あったりする。
虫歯がなくなれば、人はみんなサンマを骨ごと食べて、歯医者は市に1軒で済むのだ。
歯医者50軒にかかる医療費は年間で五億とか十億とかだろう。
その無駄な金額をちょっと値の高い黒砂糖を買うことに振り向ければいいだけの話だ。
黒砂糖の方が全然安く済む。

というか、
そもそもこんなバカな話は無い。
現代人は、白砂糖を食べて歯医者に通うのだ。
なんてアホな話だ。
誰も現代病だと思ってない。
『毒』と断言してもよい。
歯がボロボロになれば、老衰も進行する。
人間は、サンマの骨を食べるから健康でいられるのだ。
サンマの骨を食べられなきゃ。老年期にはヘロヘロになって当然だ。

ちなみにスーパーの黒砂糖は本物の煮詰めた黒砂糖ではないらしい。
本物はネットで買える。

『ニームの小枝』及び『ピールの小枝』の輸入・習慣化    達成可能指数=99%
99% これはいい!
一度使ったら止められない。
インド・アフリカ・中東の人がみんな歯が真っ白なのはまさにこれだ!!!
日本人が爪楊枝(つまようじ)を使う感覚で彼らはニームの小枝を使う。
ニームを使うのが心地よいので、何か食べる度に使う。
食事で味覚を味わった後にニームを味わう。
爪楊枝と違い、さらにニームには歯周病に対抗するエキスがあり、そのエキスの苦味が心地よい。
歯垢がつくヒマが無い。
しかも歯ブラシと違って使い捨てだからいつも新品、清潔。
言わせてもらうけど、歯科医が勧める食卓で歯ブラシでガジガジははっきり言って気持ち悪い。

使い方。
小枝の端2〜3cmの樹皮を削ぎ落とす。
樹芯を噛みほぐすとブラシ状になる。
歯面に垂直に立てて歯を磨く

ちなみに、インド人やアフリカ人がニーム・ピールを使うのを見てわれわれ日本人は、「行儀が悪い」と思いがちだが、
欧米人も、日本人が爪楊枝を使うのを見て「日本人は野蛮人だ」と思う。
欧米人でなくとも「なんだ日本人ってサルじゃないか」と思うだろう。
だから、これからは爪楊枝をニームに持ち替えよう。
爪楊枝の歯周病抑制効果は低いが、ニームは効果がダントツに高い。

インドでは街路樹がニームだそうだ。タダで歯を磨ける(かどうか?わからないけど)。
別に自宅の庭にニームを植えればいいだけの話だけど。(そんなに自宅広くないか。)

残念ながら、ニームもピールも赤道直下の植物だ。日本の冬には弱い。
人類の起源はアフリカとされている。
人類の発祥に神はアフリカにピールを用意していたのだろう(と思うけど‥‥)。
だが今や人類は北欧からアイスランドにまで棲息している。
温帯や寒帯に自生する歯磨き植物も用意しておいてほしかったよぉ神様。
てか輸入すればいいだけの話だけど、なんでできないのかな〜。
私にインド人の知り合いがいたら、ニームの小枝を輸入して日本で販売したい。
誰かインド人紹介して。

沖縄なら植え付けできるかな〜。
でも沖縄に住まなきゃなー。
沖縄に住むのかー。

爪楊枝の原料として、黒文字・白樺・柳・桃などが使われているそうだけど、
これらの小枝がニームに匹敵するとは思えない。
黒文字って知らないけど‥‥。

↑この画像は『インドの人が木で歯磨きしてた(http://portal.nifty.com/2010/05/25/b/)』より勝手に転載しました。ゴメン

----<20140905追記>
桃の小枝を使ってみた。
これは凄い!!!。
桃の味がする!!!!!。
いやいや、これはなかなか侮(あなど)れない。
桃の味といっても、甘くはない。甘くないというか、ニーム同様苦い。
だが桃だ。
いわゆる桃ポリフェノールという奴だと思う。
ニームの苦味エキスも、忘れていた30億年の生物の起源がよみがえる味わいだが、
桃もそれに引けをとらない。
こんな神代の時代からの賜りものがあったのだ。なんじゃそりゃ。いや本気でそう言いたくなる。
若干、刃こぼれならぬブラシこぼれするが、
歯の表面が簡単にツルツルになる。
歯木(しぼく)としての役割は十分果たせそうだ。
神様ゴメン。温帯にも歯木あったよ。

ものを食べない。    達成可能指数=0.001%
0.001
%
誤解している人も多いと思うけど、実は基本的に人間の口の中は清潔だ。
ものを食べるから食べカスが腐敗して不衛生になる。
食べないで済むならこれにこしたことはない。
というわけで、食べないと、どれ程いいことがあるかを挙げてみた。

・食費が浮く。
・食器・調理器・冷蔵庫がいらなくなる。──つまり、自宅が広くなる。
・歯を磨かなくてよい。
・最強に清潔になる。歯周病がなくなる。口臭も消える。(──但しその分、人の口臭が気になり出すけどね。)
・病気(贅沢病)にならない。※1。(勿論エボラにでも感染したら病院だよ)
・買出し・調理・食事に時間と手間を取られないで済む
・生ごみが出ない。
・今日は何を食べたらいいか考えなくていい
・薬も飲まなくてよい。
・飲みも食いもしない人の場合、砂漠も水無しで踏破できる(かもしれない)。
・食欲という、いわばひとつの煩悩、を断ち切るわけで、仕事に没頭したい人にとっては有益だ。
・食事制限のある人は制限から開放される。 (小麦を食べると死ぬ小麦アナフィラキシーなんて下手に物を食べられない。それも悩まなくて済むようになる。)

何を無茶苦茶なことを言っておるのかとお思いの方も多いでしょうが、
またまたインドの話になるけど、
インドには無食の人がたまにいる。
もちろんインド国内でも珍しい例だが、彼らは、神様に頼んで食べなくていいようにしてもらったのだ。
人によっては、水は飲む・そのための行を行う、などのバリエーションはあるものの、概ね排泄はある例が多い。
つまり、胃腸には栄養分が異次元かどこかから供給されているということだと思うけど、定かではない。
イスラム教・キリスト教・ユダヤ教などが唯一神なのに対し、
インドのヒンドゥー教と日本の神道は、八百万(やおろず)の神々という共通点がある。
今から何十年か先、死ぬまでの間、食わなくても構わないという人はお願いしてみる価値はあるぞ。

※1 そもそも食べるから贅沢病になるのだ。神様に頼んでのことなので、余分なものを摂らないので、病気にならない。


無食の人って世界に10人くらいかと思ってたら、10万人いるのかい。
日本でも、『エースをねらえ!』の「山本鈴美香」が少なくとも数年間、お神酒以外は口にしなかった記述は読んでたけど、 「山本鈴美香」の例では、本人が神様に嘆願したのではなく、行(ぎょう)に近かったようだ。
<20140913追記>